柔軟な思考

2012年2月24日

前回はそろばんの珠を抜いた後の端材を取り上げました。

もう一つの答えは目立つ部材です。

そう、正解は取っ手の部分です。

存在感のある金属管は本来○○として使われているもの。

取っ手部分はデザイン段階から木とは違う異素材をと考えていました。

既製品でも金属取っ手は無数にあるのですが、今一つ面白みがない。

デザインスタッフが悩んでいたところ、ベテランのスタッフから助言が。

「既製品や固定観念に捉われるからアイデアが出ないんだ。

自分達はゼロからのモノ造りをしているのだから頭を柔らかく、

常にアンテナを広げて物事を見て、聞いて、感じて、考える。」

デザインスタッフは数日後に金属管を持ってきて一言。

「これでいきます」

「ガス管はガス管にあらず、使いようによっては別の用途にもなるんです。」

製作スタッフは??な表情を浮かべながらも、

建具につけてみると意外や意外、マッチする。

建具の存在に負けないよう太目のガス管をチョイスしたことが正解だったようだ。

 

この建具の話は遊び心を含めて極端な一例ではありますが、

私達はお客様のご要望をお聞きした上でゼロからデザインや仕様を詰めていく。

一般的な仕様を無視することはないが、使って頂く方に最善であれば、

常識的なデザインや仕様に捉われる必要はないというお話でした。

オーダー家具というこの世に一つしかない家具を製作させて頂くため、

私達はとにかく柔軟に考え、アイデアを泉の如く出し続けていきます。

 

 

【大阪から唯一無二の家具をお届けします】
オーダー家具のBricolage(ブリコラージュ)
ギャラリー・オフィス 大阪市大正区南恩加島2-11-17

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