今週天気は下り坂ですね。
商品をお客様に納品する日は雨が降らぬよういつも祈っています。
先日お客様からお問い合わせを頂き、
長年使ってきたダイニングチェアを修理してほしいというご相談を受けました。
お電話にて内容をお聞きすると、かれこれ30年近く使用し愛着が強いとのこと。
イスの張地を張り替えながら長年大切に使ってこられたそうです。
買い換えた方が安いと人から言われるが、想い出がたくさんつまっている。
お電話、そして下見打ち合わせの時にそのイスに対する想いやお考えを語って頂きました。
これは何としてでもお引き受けしてしっかり修繕し、今後も末永く使って頂きたい!
そういう思いに駆られました。
私達に大切なイスをお預けくださったこと、それは私達をご信頼くださったということ。
その信頼と想いに答え、安全に末永く使って頂けるよう取り組みます。
お手頃価格な輸入家具が身近に感じられるようになった昨今、
ともすれば家具も使い捨て、のような価値観も見受けられるようになりました。
確かに暮らし方や生活環境が変化すれば必要な家具は変わりますので、
私はそういった価値観を真っ向から否定することは致しません。
しかし長年使うことでできた傷や風合いの変化を大切にしたいと考えています。
また物を大切にする気持ちが愛着に繋がり、想い出が積み上がっていくのだと思います。
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