垂直・水平

2012年4月16日

久しぶりの更新になりました。

お花見の最盛期も過ぎ、春の陽気に包まれてきましたね。

 

先日作らせて頂いた家具のこと。

壁一面、造付(つくりつけ)の本棚を作らせて頂くことになったのですが、

ネットからお問い合わせ頂き、当初はお客様から設置場所の寸法をお聞きしていました。

プランのやり取りを幾度か経て、現地調査も含めて一度ご自宅にお伺いすることに。

そこで設置場所を実測。

壁一面家具で埋めるため、床付近・中間付天井付近と壁の幅を測り、

壁の左側・真ん中・右側の天井高も測り、最後に垂直・水平を測ります。

そこで設置する壁と直角に交わる壁の垂直が著しく悪いことが判明しました。

その影響で天井付近と床付近では15mmも幅寸法が違ったのです。

建物の構造上は全く問題ありませんが、家具寸法を少し縮める必要がありました。

隙間を埋める部材も再検討し、見た目もすっきり隙間のない納め方をご提案致しました。

御納品時にはお客様が興味を持って職人の仕事を見てくださり、

「こ~いうふうにするんだ~」と感心していらっしゃいました。

出来上がりにも非常にご満足頂き、「ちゃんと測りに来てもらってよかった~」とのお声も頂きました。

 

造付家具の場合、建物との取合いを考えなければなりません。

完璧な水平・垂直などありえないという前提で現調実測、

そしてそれを図面に落とし込み、現実を反映させた上で納め方を考える。

一点一点のオーダー家具ですので、バッチリ納めて当然との想いもあります。

正確な実測の大切さがよくわかる例だったと思います。

 

【大阪から唯一無二の家具をお届けします】

オーダー家具のBricolage(ブリコラージュ)

ギャラリー・オフィス 大阪市大正区南恩加島2-11-17

 

  • アーカイブ

  • 最近の投稿